top of page

ニュースレター 2026年1月

静かな原点からの手紙

冬の日の湖

新しい年になりました。

今、あなたが今年は(今年も)「こういうふうに生きたいな」と思っていらっしゃる、
そんな生き方で一年を過ごすことができますように ✨

現場で、人とともに働くという原点

 

私のコーチングを受けに来てくださる方々に、共通していることがあると感じています。それは、クライアントさんたちに、なぜ今の仕事や活動をめざしたのか、なぜそれを続けているのか、とたずねた時に返ってくる言葉です。

 

サポートを必要としている人のいる現場で、

その一人一人と本当に向き合い

彼らが何を思い、必要としているのかを直接にたずね、対話して、

その人たちと共に - with ウィズ(ために - for フォー ではなく)働きたいから。

 

国際協力や人道支援と呼ばれるセクターのクライアントさんが多いこともありますが、必ずしもそれに限らず、「社会的な課題の本質に近いところで活動したいから」という言葉や、「お客さんに心から喜んでいただけるのがうれしいから」という言葉が返ってくることもあります。

 

目の前にいる一人一人の人間にしっかりと向き合い、その人たちが思い悩み、困っていたり、考えていることに真摯に耳を傾け、本当にその人たちが求めていることを自分の活動に反映させていきたい。そういうことをして生きていきたい。そんな共通点があると感じています。

 

今年最初のコーチング体験セッションを受けてくださったクライアントさんからも、まさにこの言葉を聞きました。その瞬間、鳥肌が立ちました。共通点といっても、一人一人まったく別のクライアントさんで、それぞれ異なる場所で活動し、生きていらっしゃる方々です。

 

しかも、体験セッションで初対面の方から改めてこの思いをお聞きすることは、よく知っているけれど、どこかに置き去りにされていたような、とても爽やかなそよ風が突然、自分の横を流れていってくれる―そんな愛おしい感覚でした。

 

コーチングは、もちろんコーチがプロとしてのスキルとマインドセットを駆使してクライアントさんをサポートするものですが、同時に、クライアントさんとのコーチング会話から、コーチのほうが学ばせてもらうことも必ずあります。これは、経験上、確信を持って言えることです。

 

今回の体験セッションは、忘れているわけではないけれど、意識のバックグラウンドに退いていた私自身のミッションを、はっきりと思い出させてくれる瞬間となりました。

空港からの初日の出

「今」のあなたのビジョンとミッション

 

活動や仕事をしていると、

 

なぜ自分がこの仕事をしているのか分からなくなった

やりたい仕事ではあるけれど、上司や同僚との関係がつらく、今の環境から抜け出したい

やりたいことが分からなくなった

あれもこれもと色々なことに目が向いてしまい、どこから手をつけたらよいのか分からない

 

そんな思いが湧いてくることもあるでしょう。そんな時に、コーチング会話は力を発揮します。先に書いた私自身の場合のように、ミッションなのだから「分かっている」「よく知っている」と、私たちは思いがちです。でも、日々そのミッションを意識して生きているかというと、必ずしもそうではないのかもしれません。

 

ビジョンとは、私の言葉で言えば、

 

「こんな世の中になったらいいな」

「こんな世界で生きられたらいいな」

「こんなコミュニティーがあるといいな」

 

といった、大まかな「〇〇だといいな」で十分です。つまり、

 

「自分はどんな世界に生きたいのか」

「世の中や人との関係が、どうなっていてほしいのか」

 

という問いに向き合うことでもあります。

 

一方、ミッションとは、そのビジョンに向かって、自分は何をしていくのか、人や社会とどのように関わり、どんな行動を大切にするのか、という、より具体的な行動指針のようなものです。

 

コーチング会話の中で、よく分かっている「はず」の、分かっている「つもり」の、あなた自身のビジョンやミッションを改めて言語化しようとしてみると、意外な気づきがあるかもしれません。

 

数年前、あるいは数か月前に描いたビジョンやミッションだったけれど、「今」「この時」のそれは、少し違う気がすると感じたり、ビジョンは変わっていないどころか、むしろ情熱が増しているのに、そこへ向かうミッションは、もう「今」の自分にはそぐわないと感じたり。

 

あるいは、ミッションそのものは同じでも、やり方は違うと感じることもあるでしょう。コーチとの対話を通して、あなた個人のビジョンとミッションを改めて確認することで、仕事や活動だけでなく、パーソナルなこと、プライベートなことも含め、「今、自分はどう在りたいのか」を再確認する、あるいは思い出すための新しい視点や見方が得られるはずです。

階段を見上げる

フィードバックという贈りもの

コーチになって五年半になる今、私自身が大きく成長したと感じている点の一つは、クライアントさんへのフィードバックに躊躇しなくなったことです。

 

私がコーチングの最大の力だと感じてきたのは、アドバイスをしないことでした。けれど、それが行き過ぎて、少しでもアドバイスに聞こえそうなことは言うべきではない、言ってはいけない、そんなコーチングを、ある時期までしていました。自分に降りてきた、貴重な直感的なフィードバックでさえ、「余計なことを口出しして、気を悪くさせてはいけないから」と、クライアントさんに共有しなかったこともあります。今思えば、それは本当に貴重な学びや気づきの機会を、クライアントさんから奪ってしまっていたのだと、申し訳ない気持ちでいっぱいです。

 

改めて確認すると、フィードバックは、とても大切なコーチングのツールです。そして、フィードバックを行う前には、

 

「今、お話を聞いていて感じることがあるのですが、お伝えしてもいいですか?」

 

と、クライアントさんの了承を得ること。さらに、フィードバックを共有した後には、

 

「このことを、私がこうお話しすると、どうお感じになりますか?」

 

と、クライアントさんがそれをどう受け取ったかをたずねること。

 

了承を得る → フィードバックする → 受け取り方をたずねる。

 

この三つのステップを大切にしたフィードバックをしてこそ本当のコーチング会話だと、今は実感しています。

 

今年も、常に研鑽を積みながら、より深まり、バージョンアップしたコーチングでサポートをさせていただきます。

階段から見下ろす

ファシリテーターとしての現在地

 

プロフェッショナル・ファシリテーターとして、次の二つのテーマを大きな柱として今年もさらに発信・活動していきます。

 

・すべての声が大切にされる、真にインクルーシブな場づくり

・自然を意識したセルフ・リーダーシップ

 

「すべての声が大切にされる、真にインクルーシブな場づくり」では、場づくりの具体的な考え方やマインドセット、ツールやスキルを共有し、共に学び合う場(まなびのサークル ― 現在再構築中)を形づくり、主催していきます。

 

同時に、ファシリテーターやトレーナー、教育者など、広い意味でインクルーシブな場づくりに関わっている方々が対話する機会(場づくりをめぐる対話サロン ― 11月から始まりました)を、これからも続け、広げていきます。

 

「自然を意識したセルフ・リーダーシップ」の根底には、自分の価値観を分割し、場面によって自分を切り取って表現することはもうやめよう、という私自身の強い決意があります。

 

コーチとしての自分、

ファシリテーターとしての自分、

トレーナーとして、講師としての自分、

自然環境を大切にすることを発信したい自分、

自分の発するエネルギーがすべてだと信じている自分。

 

これらを分割して、「今はコーチとして発信しているから、これはふさわしくない」と、自分で自分の意識を打ち消すような在り方は、もう終わりにします。たとえば、ある場所にいるからという理由で、環境保護の観点からは違和感を覚えるやり方に気づいても声を上げない。「今回は仕方がない」「次回から気をつけよう」と流してしまう。そうした選択を手放し、「今、ここ」で自分の価値観を、丁寧に、誠実に表現していくこと。

 

同時に、自然から得られる畏敬の気持ち(awe)と癒しを、生き方の源として大切にしていくこと。それが、私の提唱したい「自然を意識したセルフ・リーダーシップ」です。

富士山

私が現実をつくっていた、という気づき

 

「生きにくい」と感じて、私が初めてエネルギーワークの門を叩いたのは、七年前のことでした。それ以来、自分の放つオーラ - エネルギーや周波数とも言い換えられるもの - が、現実に影響を与えているという感覚は、少しずつ育ってきました。瞑想をしたり、何も考えずに自然に浮かんできたことを書き留めるオートマティック・ライティング(日記・ジャーナリング)をしたり。けれど、もちろん波はあり、何もせずに何か月も過ごすこともありました。

 

昨年の後半、改めて数年親しんできたオーディオブックや動画などのリソースに触れる中で、12月の日本帰国中に、「これですべてが腑に落ちた」と思える本に出会いました。目の前で起きている現実は、すべて自分のエネルギーに共鳴したものだ、ということ。それを理屈ではなく、体感として思い出すことができただけでなく、周波数をあたたかく、高く保つための、とても納得感のある具体的な方法もまなびました。

 

感謝の日記(グラティチュード・ジャーナル)がよく勧められるのは、感謝の気持ちで物事や人を見つめることで、自分の周波数が高まるからなのですね。

 

スマホでニュースアプリを開けば、不安や怒り、恐れを感じずにはいられない出来事が次々と目に飛び込んできます。そこに吸い込まれそうになる自分に気づいたら、意識的に距離を取り、すでにあるもの、持っているものに目を向け、感謝する。そして、たとえネガティブな出来事についても、そこから得られる学びに感謝する。簡単なことではありませんが、
そんな意識を持ち続けていきたいと思っています。

 

批判したり、怒りをぶつけたり、言葉や態度で攻撃することでは、人も周りも変わらない。変えられるのは、自分のエネルギーだけ。それ以外に、何かが本当に変わる道はないのだと、今は感じています。

 

たとえば、以前の私は、「〇〇に時間を取られすぎて、本当にやりたいことに集中できない」と思っていました。

 

けれど実際には、


「やりたいことだけに集中するのは不安で怖い」
「失敗したくない」
「だから、〇〇をやっていた方がルーティンで楽」

 

そんなエネルギーを、無意識に放っていたのです。

 

だからこそ、本当にやりたいことに集中できない現実が起きていた。自分自身が、その現実をつくり、呼び寄せていたのだと気づきました。直感にしたがって生きたい、と思っていても、自分のエネルギーが整っていなければ、その直感さえ、やってこないのです。

 

とはいえ、忙しい日々の中で、さまざまな情報に触れていれば、本来の自分からブレてしまうのは、ある意味、仕方のないことでもあります。だからこそ、自分のミッションをもとにこの祈りをつくり、毎朝、祈ることにしました。

 

この祈りを共有して、今回のニューズレターの締めくくりとしたいと思います。

 

今日までの私を形づくり、育ててくれた

すべてのもの、出来事、人に

心から「ありがとうございます」。

おかげで、今の私があります。

健康で、穏やかで、満ち足りた今日があることを

心から感謝します。

日々の活動を通して、

人々が自分自身、他者、そして自然とのつながりを取り戻し、

ともに生きることの豊かさを実感できる世界をつくります。

生命への気づきと思いやり、

そして畏敬の念に根差した生き方が広がる社会をつくります。

そのために、私が持てる力を

十分に発揮できますように。

自分の光、オーラ、エネルギーで

周りを照らすことができますように。 

寒い日の風車

今まで配信したニューズレターのアーカイブページはこちらです。

ニューズレター配信登録 Newsletter subscription

言語 Language
日本語ニューズレター
English Newsletter
bottom of page