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私の願う世界(Vision)

人々が自分自身、他者、そして自然とのつながりを取り戻し、
共に生きることの豊かさを実感できる世界。
生命への気づきと思いやり、

そして畏敬の念に根ざした生き方が広がる社会。

私の役割(Mission)

コーチングとファシリテーションを通じて、

人や組織が自らの価値観と再びつながり、

自信と情熱を取り戻しながら、

人と地球への思いやりを日々の選択に生かしていけるよう支援すること。
その積み重ねが、より健やかで平和な世界を育む力になると

信じています。

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自然を意識したセルフ・リーダーシップ

私が日々の仕事や暮らしの中で大切にしているのが、
「自然を意識したセルフ・リーダーシップ」というあり方です。

自らその生き方を実践しようと、日々試行錯誤しながら、多くの方とともに探求していきたいと思っています。

「自然を意識したセルフ・リーダーシップ(英語では nature-conscious self-leadership)」とは、
まず自分の大切にしている価値観と、今の自分の在り方を見つめ直す内省から始まります。
それは、私たちの行動や生き方を、私生活でも仕事の場でも切り離さずに実践し、
その選択が常に、地球、自然、生物多様性、そして他の人々を含むすべての存在への思いやりと愛を体現するように生きるあり方です。

この生き方の核心には、「インクルージョン」があります。
多様なものの見方や考え方、そしてすべての人の声が尊重され、
自らの人生や地域社会に関わる大切な決定に参加できる場を、ともに創っていくこと。


人と人との関係性、そして人と自然との関係性は切り離せないものであり、
真に自然を意識した世界とは、思いやり・参加・あらゆる生命への敬意に基づいて生き、導くことが当たり前になる世界だと信じています。

私たち自身が自然の一部であるという気づきを土台に、
自然からエネルギーとインスピレーション、そして畏敬の念(オウ awe)を受け取りながら、
この実践を日々育んでいきます。

今の私をつくった原点と歩み

小学校六年生のとき、近所の「おじさん」に英語の世界へ導かれたことが、私の原点です。
おじさんは英語を使う仕事を定年退職されたばかりで、

子どもたちにその魅力を伝えたいという情熱を持っていました。
そのおじさんのもとで四年間、英語の楽しさと広がる世界に触れ続けた経験が、

私の人生を大きく方向づけました。

中学・高校・大学を通して英語が大好きで、海外へのあこがれを育みました。
幼少期に両親が離婚し、母子家庭で経済的な余裕はありませんでしたが、
「夢は大きく描いていい」と励ましてくれる楽天的な母に支えられました。
友人たちが交換留学に旅立つのを羨ましく見送りながらも、
私自身が初めて長期で海外に出たのは、26歳のときでした。

その後、国際機関で人道支援や国際協力の仕事に携わり、
さまざまな国や現場で、人と人とのつながりの尊さ、文化の多様さ、そして対話の力を学びました。
シングルマザーとして娘を育てながらオランダに渡り、
今はオランダ人のパートナーと娘とともに、デン・ハーグ郊外で暮らしています。

この道のりの中で、母や「おじさん」、留学を支えてくださった恩人をはじめ、
多くの方々の励ましと支えがあったからこそ、
外国を舞台に働くという夢が叶い、今もまた新たな夢を育みながら歩んでいます。

その夢とは、コーチングとファシリテーションを通じて、
人や組織が自らの力を取り戻すお手伝いをすること
です。

人生の節目や移行期を迎えている方、
自分の夢をもう一度思い出し、それに向かって歩き始めたい方、
そして自分の行動を通して社会をよりよくしたいと願う方 - 
そんな方々の歩みに寄り添えることを、心から願っています。

これまでの私の歩みの中に、あなたの心に触れる何かが見つかれば幸いです。

プロフィール

神奈川県足柄上郡開成町出身。


慶應義塾大学文学部(英米文学専攻)卒業後、東京エレクトロン、横浜YMCA勤務を経て渡英。
エセックス大学大学院にて人権の理論と実践を学び、修士号を取得。

国連ボランティア(サモア・コソボ、UNDP/UNOPS)、
JPO制度によりUNHCR(ヨルダン・ザンビア)勤務。
IOMスリランカ・インド洋津波対応ミッションを経て、
UNHCR職員としてアンゴラ、エリトリア、ネパールなどに勤務。

無給休職中に出産し、0歳の娘とオランダへ。ライデン大学にて国際公法修士号取得。


復職後、UNHCRでタジキスタン、カザフスタンに勤務。
のちにオランダに定住を決め、母の死という大きな節目を経て、化学兵器禁止機関(OPCW)に4年半勤務。
足掛け15年勤めたUNHCRを正式に退職。

ファシリテーションとコーチングの専門トレーニングと認定を経て独立し、
「シナジー・ファシリテーション(Synergy Facilitation)」を設立。
現在、コーチ・ファシリテーターとして活動するほか、
オランダの応用科学大学で平和、人権、インクルーシブ・ファシリテーション、

異文化コミュニケーションなどの講義も担当している。

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