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コーチングを受ける準備は必要?

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  • 2022年9月2日
  • 読了時間: 4分

「今はコーチングを受けている余裕がない。」


という発言を時々耳にします。日本語でも、英語でも。そう言った方達の意図として、どうやらお金の余裕のことを言っているのではないことは確かです。


むしろ、コーチング会話に「気持ち」を向けるような余裕がない、コーチングに割く「時間」もない、そうおっしゃっている様子なのです。


余裕がない今だからこそコーチングを受けたらいいのになあ、と咄嗟に私は思うのです。


日々の生活の中で「余裕がない」と感じるのはどんな時ですか?


私の場合はこうです。


オンラインカレンダーの週間予定が色んな色で埋まっていて、予定がぎっしり詰まっているように見える。あれもやろう、これもやろう、あれもやらなきゃ、いやこれも、という「やりたいこと」「やるべきこと」が沢山ある。数日後や数週間後に「大事な予定」が入っており、そのための様々な準備(心の準備を含めて)をしなくちゃ〜と気持ちのどこかで焦っている。


それ以外にも家の中の片付け、庭の草むしりやら何やら色々やることがある。時々、やることリスト、やりたいことリストなどを書き出しては見るものの、しばらくすると忘れてしまう。


毎日色んなことに手はつけているものの、優先事項やどこに集中すべきかがあいまいになってしまっており、挙げ句の果てには、やりたいと思ってきたことだけれど本当にそうだろうかという疑問さえ浮かんできたりする。


私自身に「余裕のない」時はこんな感じです。


こんな時にコーチングにあてる時間はおろか、コーチング会話で話すことをあらかじめ考えたりと準備する時間も余裕もどこにもない、と思う気持ちはとっても良く分かります。


コーチである私自身も、コーチングを受けることを何となく後回しにしてしまうことがあります。今やっていることがひと段落したら時間を見つけてコーチに連絡を取ろう、とか。


ところが、本当にコーチングを必要としているのは、まさにそういう余裕のない時なのですね。やること、やりたいこと、それらに対する自分の気持ちを言葉にして整理する、そうするうちに本当にすべきこと、やりたいこと、そしてその順序が見えてくる。それらが未来の自分に向かっていくのにあたってなぜ大切なのか、そういうことがはっきりする。


私も、そんな余裕のないと感じる時に思い切ってコーチに連絡を取り、セッションの予約をするとこんどはその予約日時が待ち遠しくなります。コーチング会話によって突破口が見えてくるのが分かっているので。


もう一つ。コーチングに「準備」は必要ありません。


コーチング会話で何を話すか、あらかじめ考えて決めておいたりする必要すらありません。


かく言う私も、「体験セッションにあたって、お話されたいトピックを用意してみてくださいね。」とお願いしていたことがありますが、今はむしろ、何も準備はいらないですよ、とお話しています。会話セッションを、「今日はどんな気持ちでこのセッションにいらっしゃいましたか?」という質問で始める、それだけで十分だと言うことに気づいたからです。


もちろん、「次のセッションではこれを話したい!」というトピックがある場合には、ぜひそれを携えてセッションにお越しください。そこから広げて行きましょう。


準備は必要ない、と言いましたが、「一人になれる静かな環境に身を置く」ことだけはおすすめしています。人の出入りするオフィスに座っていたり、小さなお子さんのお世話をしながらではコーチング会話に集中することはできないと思います。


自分の内面を見つめるための静けさ、落ち着いた環境というものだけは、準備として整えていただきたいです。


余裕がないと思っていた状態から、頭の中が整理されて気持ちもすっきりした状態へ。コーチングにはそういう力があります。




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