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場づくりをめぐる対話サロン 第三回(日本語開催)

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  • 1月15日
  • 読了時間: 4分

更新日:2月9日

去る1月8日(木)、第三回目の「場づくりをめぐる対話サロン」(日本語)を開催しました。


今回のファシリテーターとテーマ

北海道を拠点にSNUG(スナッグ)を運営、ファシリテーターとして活動されている 長谷川友子(ゆうこ)さんに、今回のサロンのファシリテーターをしていただきました。

友子さんからのご提案をいただき、「ファシリテーターにとっての「おそれ」や「不安」」というテーマで対話しました。


価値観の対話への影響

私たちの社会の中の価値観は 対話にどのように影響するでしょうか?

とても興味深い問いを友子さんに発していただきました。

そもそも、友子さんは「公正な対話の場づくり」をお仕事の柱に据えていらっしゃる。 そしてそれは、

「参加者一人ひとりの発言のしやすさは異なる」という前提に立った上で、「社会の規範(当たり前やふつう)」を問い直しながら対話の場をつくること

という意味だそうなのです。

私たちは対話の場を「小さな社会」と捉えています。 ですから、社会に存在する課題や価値観も対話の場に現れると考えています。

とのこと(SNUGのホームページから引用させていただきました)。

このサロンの最初のところで、私たち一人一人がもっている、「無意識の思い込み」についてまず思い浮かべてみましょうと友子さんが提案くださった流れの背景が、SNUGのホームページを見ているとよく分かります。

公正な対話の場では、まず、参加する一人ひとりが、普段は気にしていないかもしれないけれど確実に影響を受けている社会の価値観、そしてそれはどのような影響なのか、つまりどんな無意識の思い込みを持っているのか、まずそこを見つめてみましょう、という提案でした。

無意識の思い込みが、自分にもあるんだなあと意識し、「一緒に過ごす、まずはそこから始めましょう」ということだそうです。


ファシリテーターにとっての「おそれ」や「不安」

自分の(準備していた)感覚と違うタイプの発言や「予期せぬ」発言があった場合にどうしようか、どう返そうか、どうファシリテーションしようか、という気持ちも不安のひとつだという共有がありました。

また、プロのファシリテーターとして、ファシリテーションが「うまい」と思われたい自分と、その一方で、自分にとっての「うまい」と参加者にとってのそれとは違うのではないか、という疑問、いずれにせよ参加者にファシリテーターとしての手腕をジャッジされ、品定めされているのではないかという不安もある、という共有もありました。

集まったその場にまっすぐ向き合っていない参加者、たとえば白けた感じを態度で出している人や、心を閉ざしている人がいる場合も、おそれや不安の材料になる、と話し合いました。

「テーマに興味を持った人はぜひどうぞ」などとあらかじめ予防線をはった場の告知をすることも、一つの方法だと言えます。

その一方で、学びの場(例えば学校でのワークショップ)など、必ずしもすべての参加者がトピックに完全な興味を持って集まっているとは言えない場合でも、ファシリテーターの役割はその場をホールド(支える、包む、と訳せるでしょうか)することなので、また違ったむずかしさがありますね。そこにおそれや不安はつきものです(大学講師をしている私はそんなことに思いを馳せました)。


「うまくいく」ファシリテーションとは?

場の空気によって、ファシリテーションがうまくいっているかどうかは分かる、というのが今回のみなさんに共通していた考えだったように思います。

私自身は、場づくりの準備を納得いくようにし、ファシリテーターとして自然に、繕わずに、自分らしいファシリテーションができれば、たとえどのような場になってもうまくいったファシリテーションと言えるのではないかな、と感じていました。

長谷川友子さん、今回のサロンのファシリテーション、どうもありがとうございました。


お知らせ

日本語での対話サロンへの参加登録はこちらからどうぞ。 次回は3月5日(木)、日本時間21時、中央ヨーロッパ時間13時開始です。

英語での対話サロンへの参加登録はこちらからどうぞ。

一度ご登録いただくと、今後の回についても継続して参加リンクをお送りします。

新しいテーマのもとで、また皆さんとゆっくり対話できるのを楽しみにしています。


参加者
今回ご参加くださったみなさんです

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